「色素薄い系だけど、ナチュラルな仕上がりのカラコンが欲しい……」「生まれつき色素薄いように見えるカラコンってある?」そんな悩みを抱えている方も、多いことでしょう。
確かに、色素薄い系のカラコンはハーフのような目元を作れますが、ちょっと日本人離れしてしまい周囲から浮いてしまいそうですよね。
実は、いくつかのポイントを押さえれば、色素薄い系カラコンでもナチュラルに見せられます。
この記事では、色素薄い系カラコンをナチュラルに見せる選び方について、詳しく解説します。
1.色素薄い系カラコンとは?
色素薄い系カラコンとは、つけるだけでハーフのような瞳になれるカラコンのことです。
いま流行りの色素薄い系メイクによく馴染むカラコンで、思わず守ってあげたくなるような儚い雰囲気になれると、多くのオシャレ女子から支持されています。
レンズは透明感のある色使いが特徴で、ハーフの方に多いブルーやグレーなどのカラーから、日本人に多いブラウンやヘーゼルといったものまで、種類も豊富です。
使い方次第でハーフっぽい雰囲気はもちろん、かわいらしさも演出できることから、なりたい自分になれちゃいます。
そんな魅力的な色素薄い系カラコンですが、自分のイメージに合わないレンズを選択すると不自然に見えてしまうことも。
色素薄い系カラコンでナチュラルにイメージアップするには、いくつかのポイントを押さえる必要があるのです。
2.こんなカラコンは不自然に見えてしまう!
では、不自然に見えてしまうカラコンの特徴について、具体的に見ていきましょう。
目の色とカラコンがなじんでいない
カラコンのデザインに発色の強いカラーが使われていると、不自然に見えてしまうことがあります。
本来の目の色と極端に離れた色味のカラコンをつけると、少しなじみにくく、違和感がでてしまうからです。
色素薄い系カラコンは人気があることから、どのブランドもラインナップを充実させており、さまざまなカラーの瞳を演出できます。
そのなかでも、より自然に色素薄い系の目元にしたい場合は、グレーやブルー、ピンクといったカラーよりも、ブラウンなどのなじみやすいカラーがおすすめです。
着色直径が大きすぎる
着色直径が大きすぎるカラコンも、目元に違和感が出てしまいます。
自分の黒目よりも極端に大きなデザインのカラコンをつけると、白目とのバランスが崩れるからです。
着色直径とはカラコンの着色部分の大きさを指し、数値が高いほど黒目を大きく見せられます。
一方で、瞳にはきれいに見える「黄金比率」があり、この比率からかけ離れたカラコンを装着すると、まるで宇宙人のように見えてしまうのです。
着色直径が大きめのレンズはとても魅力的ですが、ナチュラルに仕上げたいのであれば、あまりにも大きいものは避けましょう。
違和感が出やすいデザイン
ナチュラルなハーフアイをつくる際には、カラコンのデザインにも気を配る必要があります。
適切なカラーや着色直径を選んでも、選ぶデザインによっては不自然に見えてしまうからです。
カラコンには、フチがあるものやぼかしが入ったもの、そしてデザインもグラデーションや単色など、さまざまなタイプがあります。
その中でも、フチがくっきりとしたレンズはどうしてもカラコン感が出ますし、単色のデザインは瞳がのっぺりとして奥行きのない瞳になってしまいます。
ナチュラルな色素薄い系の瞳をつくりたい時は、デザインにも気をつけなければなりません。
3.色素薄い系カラコンをナチュラルに見せる選び方
色素薄い系のカラコンをナチュラルに見せるには、以下3つのポイントを押さえましょう。
カラーはライトブラウンがおすすめ
色素薄い系カラコンでナチュラルに見せたい時は、ライトブラウンのカラーがおすすめです。
自分の裸眼に近いカラーを選ぶことで、まるで生まれつきのようなハーフアイをつくれます。
特に初心者は、ブラウン系のカラーから試してみましょう。
一方で人によっては、ブラウン系のカラコンをつけても違和感が出ることがあります。
その場合は、ブラウンの色味を変えてみるか、ブラック系のカラーを試してみてください。
どうしてもグレーやヘーゼルといった色のカラコンをつけたい場合は、デザインのアクセントとしてブラウンやブラックが適度にミックスされたレンズを選ぶと、自然に仕上がります。
カラコンに慣れてきたら、これらのカラーにチャレンジしてみるのもいいでしょう。
着色直径小さめのレンズが馴染みやすい
色素薄い系カラコンを自然に見せたい時は、着色直径小さめのレンズを選びましょう。
瞳によく馴染む上に「黄金比率」も保てるため、魅力的なハーフアイをつくれます。
黄金比率とは、瞳の「白目:黒目:白目」が「1:2:1」の割合になることです。
この比率を守ってカラコンをつけると、目元がきれいに見えます。
日本人の多くはこの比率が「1:1.5:1」なので、黒目より少しだけ大きいくらいの着色直径を持つカラコンを選ぶ方がバランスがよく、ナチュラルに仕上がります。
カラコンの中には14.0mm以上の着色直径を持つレンズがありますが、自然に見せたい時は13.0mm前後のタイプをチョイスしましょう。
フチなしデザインのレンズで裸眼風に
フチなしデザインを選ぶと、色素薄い系カラコンをより一層ナチュラルに見せられます。
黒目との境目がぼやけるため、カラコンだと分からないほどの自然な瞳に仕上がるからです。
フチなしとは、カラコンの着色部分の周辺がドットでぼかされているデザインのこと。
フチの色が濃い場合でも、淡くぼかされている「ぼかしフチ」タイプであれば、同じような効果を得られます。
黒目に重なる部分がグラデーションでデザインされているレンズなら、瞳に立体感が出て、さらに自然に仕上がるためおすすめです。
3.おすすめカラコン3選
ここからは、瞳をナチュラルに見せられる色素薄い系カラコンを3つ、紹介します。
ReVIA 1day COLOR《プライベート01》
装用期間 | 開封後1日 |
DIA | 14.1mm |
着色直径 | 13.0mm |
BC | 8.6mm |
含水率 | 58% |
価格 | 1箱10枚入り、税込1,716円 |
プライベート01は、高発色で透明感あふれるブラウン系のカラコンです。
メインカラーは明るくちょっぴり派手めに発色し、大人っぽいハーフアイに仕上がります。
ReVIA 1day COLOR《ペールミラージュ》
装用期間 | 開封後1日 |
DIA | 14.1mm |
着色直径 | 12.6mm |
BC | 8.6mm |
含水率 | 58% |
価格 | 1箱10枚入り、税込1,716円 |
ペールミラージュは、今までになかった小さめサイズの色素薄い系カラコンです。
ヘーゼルカラーですが、ナチュラルに瞳をトーンアップして透き通ったハーフアイになれます。
candymagic 1day《アリアナヘーゼル》
装用期間 | 開封後1日 |
DIA | 14.5mm |
着色直径 | 13.8mm |
BC | 8.6mm |
含水率 | 55% |
価格 | 1箱10枚入り、税込1,958円 |
アリアナヘーゼルは、ふんわりフチが特徴のナチュラルハーフ系カラコンです。
着色直径はやや大きめで発色も明るめですが、派手過ぎず自然な瞳の変化を楽しめます。
4.まとめ
今回は、色素薄い系カラコンをナチュラルに見せる選び方について解説しました。
憧れのハーフアイになれる色素薄い系カラコンですが、カラーやデザイン、着色直径によっては不自然に見えるため注意が必要です。
この記事で紹介した3つのポイントを押さえてカラコンを選び、ナチュラルな色素薄い系を演出しましょう。
こちらで紹介した、ナチュラルなハーフアイをつくれるカラコンもぜひお試しくださいね。