「瞳をぱっちり大きく見せたい」「印象を変えたい」と、カラコンを愛用する人も多いですよね。
でも、中にはカラコンをしない方がいい人、カラコンが浮いて見えると感じる人もいるようです。
そこでこの記事では、「カラコンをしない方がいい人」を2パターンに分けて解説。自分を魅力的に見せてくれるカラコンの選び方をご紹介します。
1.「カラコンをしない方がいい人」は2パターンに分けられる
カラコンをしない方がいい人は、大きく2パターンに分けられます。
1つめは「カラコンの使用により健康上リスクがある人」です。このパターンに当てはまる人は、カラコンの使用を控えた方がいいかもしれません。
2つめは「カラコンが似合わないと感じている人」です。周りから「カラコンしない方が可愛いよ」「なんか不自然だね」と言われて、「自分はカラコンしない方がいいんじゃないか…?」と悩んでいる人は、このパターンに当てはまります。このタイプは、選び方を見直せば自分に似合うカラコンが見つかるはずです。
ここからは、パターン別にそれぞれの特徴をご紹介していきます。
2.カラコンをしない方がいい人の特徴【健康上のリスク編】
涙の量やアレルギー体質、目のトラブルなどの健康上のリスクにより、カラコンを使ってはいけない場合があります。次の特徴に当てはまる人は、カラコンの使用を控えるか、眼科医に相談することをおすすめします。
①目が病気やケガをしている人
目に炎症や傷がある場合は、カラコンを使うことで症状を悪化させる可能性があります。ゴロゴロとした異物感を覚えたり、よくカラコンがずれたりする人は要注意。そのまま使用を続けると深刻な眼障害を引き起こす可能性があるため、カラコンの使用をやめてすぐ病院へ行きましょう。
②アレルギー体質の人
アレルギー体質の人がカラコンをつけると、アレルギー症状が悪化する場合があります。そもそもカラコンを使ってはいけない場合もあるため、自覚症状がなくても眼科医の判断を仰ぎましょう。
③ドライアイの人
ドライアイは、涙の量や質に異常が起きる眼障害で、目が乾きやすくなります。カラコンを装用すると涙の層が薄くなり、蒸発しやすい状態になってしまいます。強い乾燥を感じる方は、カラコンをしない方がいいかもしれません。
④正しい使用方法を守れない人
眼科を受診しない、装用時間を守らないなど、正しい使用方法を守れない人もカラコンをしない方がいいでしょう。
カラコンは、「高度管理医療機器」に指定されている医療機器のひとつです。正しく使用しなければ眼障害を引き起こす可能性があるため、使用方法を守ることが大切です。
3.カラコンをしない方がいい人の特徴【垢抜け編】
「カラコンをしない方が可愛いよ」と友達から言われる…とお悩みの方は少なくないようです。
基本的にカラコンが似合わない人はいませんが、もしかすると自分に合ったカラコンを選べておらず、浮いて見えているのかもしれません。以下の特徴に当てはまらないか確認してみましょう。
①カラコンの着色直径が大きすぎる
自分の目と着色直径のサイズが合わないと、似合わないと感じやすくなります。
着色直径とは、カラコンのデザイン部分の大きさのことです。自分の目より大きすぎる着色直径を選ぶと白目と黒目がアンバランスに。不自然で宇宙人のような印象を与えることもあります。
特に、黒目のサイズが小さめの人は浮きやすいので、サイズ選びには気をつけましょう。
②カラコンの色が肌や髪に合っていない
カラコンの色が肌や髪、瞳の色と合っていないことが原因かもしれません。
例えば、同じに見える黒目の色でも、よく見ると明るい茶色、暗い焦げ茶色と人それぞれ。黒目の色味によってカラコンの発色も変わるため、カラーが馴染まず違和感が生じている可能性があります。
4.「カラコンしない方がいいよ」なんて言われない!似合うカラコンの選び方
カラコンは多種多様なデザインがあるので、「私にはカラコン似合わないから…」と諦めてしまうことはとてももったいないです!
自分を魅力的に見せてくれるカラコンの選び方を3つご紹介します。
着色直径は瞳の黄金比を基準にする
着色直径を「瞳の黄金比率」に合わせて選ぶことで、自然でより魅力的な瞳に見えます。
瞳の黄金比率は、「白目:黒目:白目=1:2:1」といわれています。つまり、目の横幅の半分の大きさが自分にとってのベストサイズということです。例えば、目の横幅が25mmの人は、12.5mmを選ぶと黄金比率に近づけます。
色はパーソナルカラーに合わせて選ぶ
カラコンの色は、好きな色ではなくパーソナルカラーに合わせて選ぶのがおすすめです。
パーソナルカラーとは、肌や髪の色、瞳の色などから導き出される、自分に似合う色のことを指します。春・夏・秋・冬の4タイプに分けられる診断が一般的です。
パーソナルカラーに合った色のカラコンを選べば、肌が血色よく見えたり、若々しさがアップしたりするメリットもあります。
パーソナルカラーで似合うカラコンの色を知る方法は下記の記事で詳しく説明していますので、チェックしておきましょう。
パーソナルカラー別☆カラコンの似合う色と色以外のチェック項目
初心者には「ぼかしフチ」「シアーカラー」がおすすめ
どうしても自分に似合うカラコン選びが難しい初心者さんは、瞳に馴染みやすいデザインを選ぶようにしましょう。
例えば、ドットなどでフチがふんわり彩られているぼかしフチデザインは、黒目に自然と馴染むので違和感があまりありません。また、くっきりとしたべた塗りデザインより、下が透けて見えるシアーカラーの方が黒目と馴染んでナチュラルな印象になります。
5.まとめ
瞳のおしゃれに欠かせないカラコンですが、ドライアイやアレルギー体質などの健康上のリスクがある人はカラコンをしない方がいい場合があります。
自分が「カラコンをしない方がいい人」だと感じているなら、選んだカラコンがマッチせず浮いて見えているのかもしれません。着色直径やパーソナルカラー、フチや透明感などに注目してカラコンを選んでみましょう。