くりっとした大きな目に憧れてカラコンを付け始めたのに、いざ付けてみると宇宙人のように黒目だけ悪目立ちしてしまって不自然さが際立つ…と悩んでいる人も少なくありません。
今回はカラコンで宇宙人のような瞳になってしまう原因と、自然なデカ目になれるカラコンの選び方をご紹介していきます。
1.カラコンで宇宙人になる理由
カラコンで宇宙人のように見えてしまう大きな理由は「着色直径」です。着色直径はカラコンの着色部分のサイズのことで、自分の黒目よりも大きすぎる着色直径のカラコンをつけると、白目が少なく宇宙人のように見えてしまいます。
「黒目がちの瞳になりたい」「ぱっちりした大きい目に憧れる」と無条件に着色直径の大きいカラコンを選ぶのはNG。まずは自分の瞳に合ったカラコンを選ぶことが大切です。
2.宇宙人っぽくなりやすいカラコンの特徴
宇宙人っぽくなりやすいカラコンには3つの特徴があります。
黒目に対して着色直径が大きい
着色直径が大きいカラコンは、どうしても宇宙人のように黒目が悪目立ちしやすいです。
自分の瞳に合わせてサイズを選べばしっくりと馴染むのですが、元の目よりもかけ離れた大きさのカラコンをつけてしまうと、白目と黒目のバランスが悪くなり違和感が出てしまいます。
特に小粒目さんは着色直径13.6mmあたりから不自然さが増してくるので注意しましょう。
太フチ
カラコンの着色部分の外側に入ったラインを「フチ」といい、このフチが太いデザインのカラコンは、人工的な印象になりやすいので要注意。人間の瞳は本来黒目と白目がきっちり「線」で分かれていることはありません。
太フチのカラコンで違和感がある人は、フチがドットになっているものや淡い色でぼかされているものを選ぶことをおすすめします。
べた塗りの黒コン
黒のベタ塗りのカラコンを選んでしまうと黒目だけが浮いてしまい、宇宙人のような不自然な印象になります。
日本人の髪や瞳は黒のイメージがありますが、実は真っ黒な瞳の日本人はあまりおらず、ほとんどがダークブラウンや明るめのブラウンの瞳です。ナチュラルなイメージで黒コンを選ぶと、逆にちぐはぐな印象になってしまうでしょう。
3.自然なデカ目になれるカラコンの選び方
自然なデカ目になれるカラコンの選び方を3つ見ていきましょう。
透明感あるカラー
日本人の瞳は真っ黒よりもダークブラウンやブラウンの人が多いですが、だからといってマットなベタ塗り感のあるブラウンを選ぶとやはり不自然さがでてしまいます。
そこでおすすめしたいのは透明感のあるシアカラータイプのカラコン。下の瞳が透けるようにデザインされているので、元の瞳の色とカラコンの色がうまく混ざり合いナチュラルに瞳を盛ってくれます。
太陽光の下でもカラコンをつけていることがバレにくく、自然な瞳の色になるため職場や学校でも使いやすいです。
ドット・グラデーションデザイン
瞳の黒目部分をよく見ると黒や茶色といった単色ではなく、様々な色が折り重なってグラデーション状になっています。そのため、カラコンもドットやグラデーションデザインのものを選ぶと馴染みやすいです。
ドット・グラデーションデザインのカラコンは商品画像だけ見ると少し派手かもしれませんが、実際に付けてみると自然な立体感が出ることが多く、大きめの着色直径でもナチュラルな仕上がりになりやすいです。自然にデカ目を演出してくれます。
フチなし・ぼかしフチ
フチなし・ぼかしフチのカラコンはベタ塗りのフチありカラコンよりも自然な瞳を演出できます。輪郭がふんわりと淡く縁どられているので、自然に溶け込んで優しい目元になります。
太フチはデカ目効果を期待できますが、黒目が強調されすぎて怖い印象になることも。フチなし・ぼかしフチなら、じゅわっと瞳に馴染んで生まれつきデカ目のような印象になれますよ。
4.まとめ
カラコンをつけることで宇宙人のような不自然な目になってしまうのは、自分の瞳にあってない色や着色直径、ベタ塗りのデザインが原因です。
しかし透明感のあるシアカラータイプ、ドット・グラデーション、フチなし・ぼかしフチのカラコンを選ぶことで自然にデカ目を演出できます。
自分の瞳の色や大きさ、髪の色なども考慮に入れてカラコン選びをすると、元から瞳が大きい印象に仕上げることもできます。今回の記事をぜひ参考にして、自分に合うカラコンを見つけてくださいね。