今やファッションの一部としても欠かせないカラコン。
日常で使う人も増えているため、できることなら安く買いたいですよね。
一方で、粗悪なカラコンを購入して目の病気になるのも困ります。
目のトラブルを防ぐためにも、正しい知識を得て自分に合った安全なカラコンを選びましょう!
そこでこの記事では、カラコンの相場や安い商品の危険性、相場より安く購入する方法をご紹介します。
1.一般的なカラコンの相場
カラコンの費用相場は使用期限で変わります。
1箱あたり | 1ヶ月分(両目30日分) | |
---|---|---|
1dayタイプ(10枚入り) | 1,400~2,000円 | 8,400~12,000円 |
2weekタイプ(6枚入り) | 2,500円前後 | 1,800円前後 |
マンスリータイプ(1枚入り) | 1,000~2,000円 | 2,000~4,000円 |
両目で1カ月毎日装用すると仮定すると、かかるコストが高いのが
1dayタイプ、次にマンスリー、2weekとなります。
2weekとマンスリーは装用後のケアが必要なので、コンタクトケース代や洗浄液代もかかりますが、ケア用品代をプラスしてもお得になりそうです。
度なしより度ありカラコンの方が相場が高いという情報もありますが、最近は両タイプとも値段設定に差をつけていないメーカーがほとんどです。
2.カラコンは相場より安いと危ないの?
ネット上では相場より安いカラコンがたくさん売られています。
その多くは海外で作られており、日本の安全基準を満たさない製品です。
日本でまだ承認されていない素材を使っている商品や、不衛生な工場でつくられているものもあり、安全とは言い切れません。
また、日本のカラコンはほとんどが「サンドイッチ製法」で作られ、目に直接色素が触れない設計になっていますが、
海外製品の中にはレンズを直接着色したものも多く見られます。
色素(金属成分)が直接目に触れることで、角膜が傷ついたり金属アレルギーを引き起こす恐れがあります。
安さに惹かれて粗悪なカラコンを購入しないように、注意が必要です。
3.カラコン選びは「品質・酸素透過性・度数」が重要
カラコンを購入する時は、値段だけでなく「品質」「酸素透過性」「度数」の3つも確認しましょう。
品質
品質は「高度管理医療機器承認番号」が記載されているかどうかで確認できます。
カラコンは「高度管理医療機器」に指定されているので、基準をクリアした製品には必ず記載されています。
購入前に、番号があるか必ずチェックしましょう。
酸素透過性
酸素透過性も確認したい項目です。
どのくらい酸素を通すかを表した数値で、カラコンはクリアコンタクトより厚みがあるので、どうしても酸素透過性が低くなりがち。
目が酸欠になると充血につながるので、最低でも数値が20~24以上のカラコンを選ぶといいでしょう。
度数
視力に合わない度数のカラコンを使い続けるのも危険です。
目にとても負担がかかり、眼精疲労や充血を起こすことも。
自分で計測できないので、必ず眼科を受診し、処方箋通りの度数からカラコンを選ぶことが大切です。
目の健康状態もチェックしてもらえるので、定期的な受診を心がけましょう。
4.いいカラコンを相場よりお得に買う方法
「安さだけを求めるのは危険だとわかっていても、やっぱりお得に買いたい!」という方もいるでしょう。
そんな方のために、安全なカラコンを相場よりお得に買う方法を3つご紹介します♪
キャンペーンを利用する
通販サイトで開催されるキャンペーンをうまく活用しましょう。
初めて商品を購入する場合「初回限定割引」ができるショップ、商品をリニューアルした際の旧商品の在庫を安く売りだしているメーカーもあります。
衣料品のセールと同じように年末年始にまとめ買いのキャンペーンなどを実施する場合もあるので、イベント時期は要チェックです!
まとめ買いする
「2箱購入で〇〇円OFF」や「2箱購入ごとに1箱無料」など、まとめ買いで安くなるように設定されている通販サイトもあります。
1回での購入金額は高くなりますが、1枚当たりの費用が抑えられるのでおすすめな方法です。
2weekのカラコンを選ぶ
2weekタイプのカラコンは1箱で6枚、両目が同じ度数の人や度なしの人は1箱で1カ月半使用できます。
2weekカラコンは1dayやマンスリータイプに比べコスパがいいのです。
毎日カラコンを使用する人でよりコスパを重視する人には2weekのカラコンをおすすめします。
5.まとめ
カラコンの相場を比較すると、
1dayタイプ(10枚入り)が1,400~2,000円、
2weekタイプ(6枚入り)が2,500円前後、
マンスリータイプ(1枚入り)が1,000~2,000円です。
毎日使用する場合は2weekタイプが最もお得なので、
コスパ重視の方は2weekタイプを選ぶといいでしょう。
キャンペーンやまとめ買いをうまく利用すると、もっと安く変える可能性もあります。
安く買いたいからと海外製の粗悪なカラコンを購入するのは危険。
目のトラブルにつながるので、「高度管理医療機器承認番号」の有無や酸素透過性をきちんと確認してから購入することが大切です。
定期的な眼科の受診も欠かさず、安全なカラコンライフを楽しみましょう♪